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2007年 07月 29日
来年の山偵察・・・
・・・来年、日高山脈エサオマントッタベツ岳(1902m)に登ろうと思う・・・

7月25日にたまたま帯広に用事があり、翌日一日だけ時間が取れたので偵察目的で登山口から沢の入渓地点ガケノ沢~823m二股付近まで行ってみた。

この山は、一泊装備で日帰りはキツイだろうと思う。
多分私の足で、登り8時間から9時間はかかるだろうと思われる。
一泊縦走装備の荷物が重いだけに・・・

たとえ偵察と言えども、何が起こるかわからないこともあり、荷物も万全装備で行くことになる。
ザックの重さも何だかんだ言って20kgになってしまった。
本番は多分20~25kgにはなりそうだ。
泊まりはいつもこんなものだから当たり前か((爆

さて、戸蔦別林道の砂利道を約17kくらい走ると登山口の手前の6号砂防ダムに着く。
この道は車一台がやっと通れる幅で所々に退避箇所があるくらいでけっこう時間がかかった。
もし対抗車でもいたら大変だろうと思った。

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6号砂防ダム

早速身支度して遅めの出発だ。
丁度腕時計は8時40分・・・

最初は立派な林道で鬱蒼とした感じ、どう見ても登山口まで車で行けそうなのに・・・
でも、6号砂防ダムから登山口まで車で行けない理由がこのあと分かる。
崖崩れで人こそ通れるが、車は腹が擦りそうで通れそうにもない。
無理に通れば通れない事もないが、車が壊れたらと思うと無理かな・・・

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鬱蒼とした林道
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崖崩れ

やがて歩くこと20分、登山口に着く、ここは左側の道に入る。

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登山口

ここから奥は、林道から登山道らしくなるが、藪も濃くなり両側はフキで覆われてくる。

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奥に進むにつれ、全く先が見えないほど背丈以上のフキに覆われてきた。

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背丈以上のフキ

さらにフキを掻き分けて進むと、足元には熊の糞が・・・
でもかなり古い糞なので、用心程度に周りを確認して笛を吹きながら先へ歩く。

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熊の糞

そのうち益々藪が深くなり、完全にホワイトアウトならぬブッシュアウトになってしまう。
辛うじて、足元が獣道程度に見えるだけ・・・

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ブッシュアウト

時々、右側の谷底には目指すエサオマントッタベツ川が見えてくる。
もう少しで入渓地点になりそうだ。

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エサオマントッタベツ川

6号砂防ダムから歩くこと1時間くらいで、入渓地点のガケノ沢に着く。

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ガケノ沢付近

ここからは本格的に沢登りモードとなる。
足元は沢靴なので、ジャブジャブと渡渉を繰り返す。
水量も浅いところだと膝下程度なので快適に歩けそうだ。
所々、滑滝があったり変化があって面白いかも・・・
でも、滑をバカにすると痛い目にあうこともある。
私自身、転んで5mくらい滑落して左腕を打撲してしまったので・・・気をつけよう!

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滑滝・・・実物は綺麗だった。

どんどん高度を上げて先へ進むと、大滝、小滝が連続してくるが、ここまでは難なく歩けるようだ。

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小滝

ここまでは約2時間弱かかったが、山頂まではさらに6~7時間はかかるだろうと思う。
やはり、途中一泊しなければ厳しい・・・
という事で、今回は偵察の意味で残念だがここから引き返すことにした・・・腕も調子悪いし((爆
午後1時過ぎに車の置いてある6号砂防ダムに着く。
しめて往復休憩含めて4時間半の偵察登山は終了。
この後、車で帰路に着くが寄り道一切せずに5時間かかって自宅に無事帰宅となりました。

う~ん、来年が楽しみ。。

by kitaironoyama | 2007-07-29 14:40 | 登山


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