2010年 07月 05日
今年の初沢登りは、積丹の鉞山・・・
今年の初沢遡行は、積丹の鉞山だ。
いつものYさんと北見のKさん総勢3名での遡行だ。

b0078177_22195879.jpg


鉞山・・・まさかり山と言う名前で、国道から見上げると尖がった山容なのだ。
でも、今シーズン初沢・・・しょっぱなから苦い遡行となった。

b0078177_22204972.jpg


沢自体は、数個の滝もあるのでまぁまぁ~なのだが、最後のヤブ漕ぎに悪戦苦闘。。
密集した根曲がり竹に巨大なウドの大木、極めつけは「つたものの木」が行く手を塞ぐ。
沢から離れて、ヤブ突入~そして山頂まで・・・実に2時間は要したのだ。
暑さも相まって、汗だく。
次第に戦意喪失になりかけるが、そこはYさん、Kさんの「無敵の体力最強コンビ」に励まされながらの登り。
山頂直下は笹を摑みながら、まさに崖を攀じ登るといった過酷な山であった。
山頂稜線に辿り着いたら、まさにナイフリッジそのもの・・・まるでマサカリの刃をイメージした山だった。
標識などはないので、山頂はどこだかよく分からないが、とりあえず一番高いところに着くと、狭い山頂に大きな岩が1個だけゴロンと横たわっていた((笑
やっとの思いで辿り着いたら、みんな意気消沈・・・脱水症状気味で座り込んだ。
少なくとも、私はもう二度とこの山には登る気はしない。
登り約5時間、下り約3時間半の行程だが、けして侮ってはいけない。
でも沢だけならまだしも・・・

これからこの山をご検討されている方、標高こそ779mと高さは低いけど、初心者には向かない山だと思われます・・・それでも行きます???
判断するのは、そう貴方次第です。。
真夏は暑さだけは避けたほうが・・・。。


その後、下山してから地元の温泉で汗を流し、翌日の山行地である八雲へと走る。
テント泊のつもりが、ganさんから連絡があり、Bさん宅の事務所で泊まる事になった。
雲行きが怪しいかったので、大助かりだった。
「Bさんありがとうございました。」
勿論、Bさん、ganさん組の4名と函館から駆けつけてきた若い好青年のSさん、飛び入り参加のR子さん
と我々の総勢9人で宴会となったのは言うまでもない。
極めつけは、八雲のあんどん祭りが見れたことだ。
都会よりも、地方のお祭りの方が風情があっていいなぁ~と思ったのは私だけだろうか?

翌日、先にganさん組が別の沢へと向った。
我々もその後に遅めの出発で砂蘭部岳へと向う。

b0078177_22214479.jpg


霧雨模様で、どうも雲行きがいまひとつ冴えない。
テンションがいまひとつ上がらなかったのは、私だけではなかったようだ。
それでも沢屋は沢へと向うから凄いわ((笑

砂蘭部岳は林道歩きが若干あり、崖のような場所を滑るように下り、そこが最初の入渓地点となる。
すぐに支流に取り付き、遡行開始。
最初は、ゴーロ地帯で何の変哲もない川原だが、次第に滝が現れてくる。
登る上では、特に難しいものは無い。
高巻きもほどなくある。

b0078177_22223347.jpg


やがて源頭を過ぎると岩だらけの沢地がどこまでも続き、最後はヤブ漕ぎとなるが、前日の鉞山と
比較にならないほど楽だが、前日の疲れが堪えたのか足運びがおぼつかない。
何だかんだと言いながらも、すんなりと山頂の人となった。
山頂は、やはり標識などは無く、ピンクテープがぶら下がっているだけ。。
簡単に行動食で済ませ、早速下山。
少しルートを変えて、奥の沢へと行く。下降に使ったヤブは、時折崖に阻まれ難所を次々とクリアして
雪渓の残る沢地へ降りる。
ココからが、怒涛の滝が連続し、何度かザイルを使用。
結局最後まで雨には当たらずに無事下山。

b0078177_22231964.jpg


帰り際に、すぐ近くの熊綾荘で温泉に浸かり、その後は高速で一路札幌へと帰路に着く。
札幌のYさん、北見のKさん、2日連続の沢遡行、お世話になりました。
ありがとうございます。
心地良い疲れが、充実感に満ちていて楽しかったですね。
またどこかの山に同行した時は、よろしくお願いします。
おしまい。。
[PR]

by kitaironoyama | 2010-07-05 19:30 | 登山 | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://kitaironoy.exblog.jp/tb/13553635
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by wakaba_a1012sora at 2010-07-17 01:08
苔むした涼しげな光景・・・普通の登山道では見ることのできない景色ですね!!
素敵だな~~素直にそう思う。

そんなところを歩けるなんて幸せですね♪
Commented by kitaironoyama at 2010-07-19 06:11
若葉さん、縦走中?かな。

コメントありがとう。
苔むした涼しげな沢・・・いいですよ。
夏場なら、夏道登山より涼めるので最高かな。
人里離れて、物の怪漂う幻想的な沢光景を歩けるのは、贅沢ですよね。
是非、若葉さんもトライしてみてください。
Commented by mrkgen1 at 2010-07-20 13:06
なんだか読んでるだけで、どっと疲れが(^◇^)
2時間の藪コギって、苦行じゃね。でも、ナイフリッジの頂上に立った時の気分は
最高だったでしょうね。これからも、ヘナチョコが行けないようなところを
頑張って見せて下さい。楽しみにしていますよ(^_-)
Commented by kitaironoyama at 2010-07-20 21:16
なにせ、行った本人が疲れましたからね。
この藪漕ぎが、今後の役にたつこと間違いなしだわ((笑
楽しみだなんて言わずに、ご一緒しましょ((笑
楽しみにしてますよ。
新しい沢靴で・・・


<< ペンケモユーパロ川遡行~夕張岳      赤岩再び・・・ >>