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2017年 11月 04日
暑寒別岳へ
10月28日(土)
リハビリ登山5番目の山、晩秋~初冬の暑寒別岳へ

ゲートは閉じられているとの情報があったが、行けるところまで行くことにした…
スタートはゲートから、1時間弱のロスタイム。
登山口に9時過ぎ着く…

すぐに登りだすが、しばらく登り返しの無い森の中を坦々と登る…
尾根に出ると、この時期特有の見晴らしが効く登りとなる。

4合目辺りから、積雪になってくるが、まだ歩きやすい…
だんだん深くなる雪に足がとられやすく、歩きにくい…
時折、鹿の足跡や雪ウサギの足跡がある。
何故か大きめの丸い真新しい足跡が、はっきりとついている。
しかも、登る方向に…
その先、出会いがしらは勘弁してほしいので、雄叫びをあげながら先へと登る。
誰も居ないから気にならないが、傍目ではきっと、何デカい声で叫んでるんだ、あの人って思われそう…(笑)

時折膝上くらいの積雪で難儀しながら、7合目過ぎの滝見台まできたが、すでに12時を過ぎていた…
残念だが、またも時間切れと判断する。
ゲートからのロスタイムと遅めのスタート、そして山頂付近のガスの流れからする強風とで、撤退とした。
全く見えない山頂には、雲の流れが半端じゃないほど速い。
終始ガスは切れなかった…
膝の調子も考えれば、撤退も致し方ない…

滝見台で昼食を済ませ、すぐに下山開始…
時々休んでは、雪ダルマを作って気を紛らす…
自分なりの気分転換だ(笑)
さすがに下山は、膝が辛い…
幸い、エゾリス君が出てきて、「こんにちは」…
辛さも忘れて、撮影に没頭していた…
これも長い下りを思えば、いい気分転換だった。

積雪も切れはじめ、何とか暑寒荘に着く…
あとは、長い舗装道路をひたすら歩くのだが、けっこう舗装はきつく感じる。
休むこともなく黙々と月明りの中を歩いてはいるものの、なかなかたどり着かない。
辺りはだんだんと漆黒の闇に包まれていく…
ゲートに着いたときはすでに暗闇の中だった…
この日、誰一人登ってくる人はいなかった…

次回は、怪我の無い万全な状態で再チャレンジしたいと思う…

帰路の車中、海岸線から見る濃い茜色の西の空が涙が出るほど綺麗だった…

ゲートからスタート…
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長い舗装路…
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まだまだ先か…
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暑寒荘…
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登山口から…
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尾根歩きの始まり…
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佐上台…
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まだらな積雪だが、やがて…
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雪が深くなってくる…
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熊の足跡が続いている…
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暑寒別の山々が…
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7合目過ぎ…
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滝見台…
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山頂方向の雲の流れが速い…
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下山開始…
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雪だるまで和む…
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エゾリスと出逢う…
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暑寒荘前の池に着く…
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長いゲートまでの道、振り返ると暑寒別の山が…
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# by kitaironoyama | 2017-11-04 19:06 | 登山
2017年 11月 04日
丹鳴岳へ
10月21日(日)
リハビリ登山4番目に遅めの9時過ぎスタート丹鳴岳へ…

今回は、沢納めを兼ねて晩秋の沢遡行を計画…
どこまで行けるかは、膝次第…
スタートが遅いので、多分山頂までは無理とみるが。偵察がてら来シーズンのために
遡行…

美笛キャンプ場ゲートから約20分歩いて最初の橋を降りて入渓する。
いきなり綺麗な滝があって、遡行意欲を増す…

倒木も多く、少し残念だが、この時期の沢としては紅葉が綺麗で、ドンピシャの遡行…
途中、錆た長いレールのような金属があちこちに見られる。
錆びついた台車の鉄板のようなものまで、沢の中に見られる。
青く鉱物のような岩石も多く、過去に鉱山でもあったのだろうか?

滝はすべて直登できそうだが、微妙なヘツリもある。
濡れたくなければ、何とか高巻きもできる。
今時期は、腰まで濡れたくないので、2ヵ所高巻いた。
夏場なら、濡れて歩くほうが楽しいだろう…

地図通りに歩けば、否が応でも真新しい赤い三角標識が分岐地点に見られる。
時折滑滝もあり、楽しい…

倒木をよく観察すれば、キノコだってたくさんある…
エノキタケもたくさんあって、沢どころじゃなくなりそうな沢だった。

登りは順調に進むが、のちに遅いスタートが裏目に…

倒木がぶら下がった10mくらいの滝前で、時計は1時過ぎを指していた。
この時期の下山時間と膝の調子を考えれば、間違いなく時間切れと判断…
慎重に下山開始する。

最後の橋手前まで下りてきたら、人影が見える…
渓流釣りをしていた、おじさんが居た。
人を見かけると、なぜかホッとするのは自分だけだろうか…
この日もまた、誰一人と登ってくる人はいなかった…

あとは橋上まで登って、紅葉の映えた林道を歩きながら、来年また来ようと思う…と決めていた自分が居た…

ゲートからスタート…
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入渓…
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最初の滝…
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エノキタケ…
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大小様々な滝がしばらく続く…
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大岩がゴロリ…
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トロッコのレール?
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分岐…
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ここまでで、時間切れ…
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台車の残物?鉄板が…
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モミジも流れに身を任せて…
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橋が見えてくる…
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紅葉が綺麗な林道を…
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# by kitaironoyama | 2017-11-04 18:12 | 登山
2017年 11月 04日
天塩岳へ
9月30日(土)~31日(日)
リハビリ復帰2番目の山に、天塩岳へ
前日初めて歩く、浮島湿原を散策後、翌日天塩岳を登る。

浮島湿原は初めてだが、なかなか素晴らしい…
山屋さんよりは、カメラマンさんのほうが、遥かに多い。
ここから明日目指す天塩が見えると思うのだが、よく分からなかった。

翌日、6時30分登山口出発…
旧道コース分岐から、前天塩を目指すが、雲行きが怪しい。
紅葉が映える沢伝いに歩きながら、前天塩コースを登り、ハイマツ帯を過ぎた辺りから、
ガス混じりの強風となり、這うように前天塩岳に着く。
山頂からは、全く視界効かず、すぐに天塩本峰を目指すことに…

時折、青空見られるも、終始本峰までガスの中を歩く…
天塩岳に着くと反対方向だけがガスが抜けてよく見えるが、前天塩方向はまったく見えず…

すぐに下山開始して、目指すは西天塩岳…
避難小屋の左側に見える山を目指すも、ガレ場歩きに少し時間がとられるも何とか着く。
時間も限られるので、そそくさ下山開始…

避難小屋を経由、そして途中の丸山で休憩…
その後は、ただひたすら黙々と下山して、15時に登山口へ

やはり、痛む膝には、下山時が一番堪える…
何とか怪我もなく無事に歩き通せてホッとした。

あとは、帰路の付くだけだが、札幌までは長かった(笑)

浮島湿原…
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湿原…
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天塩小屋…
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登山口…
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渡渉…
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前天塩岳…
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分岐…
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天塩岳…
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西天塩へ…
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西天塩…
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避難小屋…
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唯一晴れ渡った場所…
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丸山からの天塩方向…
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下山路…
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# by kitaironoyama | 2017-11-04 17:36 | 登山
2017年 11月 04日
稀府岳へ
10月8日(日)リハビリ復帰登山3番目として選んだ山は、伊達の稀府岳…
札幌からは少し遠いが、初めて登る山です。
稀府岳の奥にある、天狗岩が気になります。

登山口10時30分過ぎと遅めのスタート…
この時期寒いと思われたが、登山開始から汗だくで暑かった…

比較的歩きやすい道だが、一気に稜線付近まで登る。
途中、標識「お尻愛の木」があるのだが、この木を見て「なるほどなぁ~」と
思う木である。
お尻とお尻をくっつけたような感じに見えるのだ。
偶然にも、ここで三角山仲間の5人とバッタリ…

ゆっくり休んでもいられないので、先に歩くことに…
稜線に出る頃には、森の中から一気に視界が広がり、草原風景だ。
まるでハイジの世界のように感じたのは自分だけだろうか。

途中、ガマ岩なる展望台が中腹にある。
起伏を何度か繰り返す頃には、あっという間に山頂の人となる。
狭い山頂には、10数人の団体さんが占拠していたので、さらに奥の方へ向かって一休みする。

次の目的は、さらに奥まったところに天狗岩があるのだが、とりあえず行けるところまで
歩いてみる。

天狗岩が見えるところまで来ると、偶然にも、hyml仲間のH氏とバッタリ…
2つの偶然が重なり、世間は狭いとはこのことか…

H氏は、天狗岩まで行ってきたとのことだが、なかなか厳しい稜線歩きだと言っていた。
さて、自分はどうするか悩む…
戻りの登りは何とかなりそうだが、膝が良くない絶不調の今の自分には下りに自信が無い。
しかも往復時間もかかりそう。
すでに、もう午後2時くらい…
下山に時間がかかる今の自分では厳しい…
残念だが、今回は諦めてまたの機会にしようとゆっくり膝に負担かからぬように
下山した。

帰路は、中山峠経由で車を走らせたが、案の状、大渋滞にハマってしまう。
帰宅時間はすでに21時過ぎであった。

早朝のモルゲンロート…
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登山口…
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怪しい廃車が…
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お尻愛の木…
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ガマ岩展望台…
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草原の稜線…
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山頂…
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天狗岩…いつかまた…
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# by kitaironoyama | 2017-11-04 16:58 | 登山
2017年 09月 09日
楓沢へ再び・・・
知床遠征時の怪我から、夏山登山ができず、思いのほか治りが遅く早約1か月。
完全復帰とはいかないが、まだ痛む膝関節が固まることを懸念…
復帰山行に選んだのが、楓沢でした。
風不死岳、樽前山ピークを狙わず、登りに巻き道、下りに懸垂下降で臨むことにした。

スタートは、紋別橋下から歩き出す。
前回来た時より、さらに倒木が行く手を阻む。
毎回来るたびに、風景が変わってきている。
苔の洞門に差し掛かると、早朝でまだ陽が差さない洞門内は薄暗く、
色濃い苔が、肉眼では綺麗に見えていた。
右に左にと、いつものように回廊巡りが始まる。

洞門内も以前よりもかなり荒れてきている。
倒木はもちろん、風化し剥がれ落ちた岩肌、むしられたような苔…
それでも、回廊は新鮮味がある。

以前は無かった、通行禁止?のロープ…
その先の領域は、下りで使う懸垂箇所で一般者には危険という解釈なのだろう…
その手前で、左に折れて辿れば急登のロープ場がある。
いわゆる高巻きである。
ご丁寧にピンテが張り巡らされている。
必要性が…といわれれば、どうなのかなと思うも、遭難防止に一役かっていると
言われればそれまでだが…

その後、再び綺麗に洞門巡りが続く…
そして、洞門から離れて樽前、風不死岳山麓の平坦地へ出れば、
左手から樽前山、風不死岳と見上げることができる。

ここを今回の終了地点とし、再び洞門に向かい下山…
登りで使った巻き道使わず、沢装備とザイルを使って3ヵ所の懸垂下降しながら下山する…
懸垂箇所のザイルの支点に使われているハーケンなど、錆びてかなり痛んでいた。
ぐらつくハーケンも見受けられる。
くれぐれも気を付けたい…

下山時の洞門は、陽が射し陰影の苔がまた綺麗です。
光と影…絵になる美しさに心が引き付けられる…

洞門を過ぎれば、再び倒木の嵐…
それも自然が成し得る、脅威の世界…
あと何年、この姿が見られるのだろう…
少なくとも、自分が生きている時代に消え去ることはないのだろう…

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倒木が折り重なるように…
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通行禁止?ロープ…
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苔の一種…
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樽前山山麓…
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最初の懸垂箇所…
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山ぶどうが成っている…
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懸垂箇所…
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# by kitaironoyama | 2017-09-09 11:04 | 登山